バセドウ病の症状とは、甲状腺機能亢進症状になり、
甲状腺ホルモンが異常過多になります。
甲状腺ホルモンは、体の代謝を亢進させる働きがありますので、動悸・息切れ・指先のふるえ・暑がり・汗かき・疲れやすい・体重減少・微熱・イライラ・下痢・月経不順などの症状が起こり、非常に疲れやすくなったり、また人によっては精神的な変化も起こることもあります。
まだ原因は分かっていませんが、『眼球突出』 目が出たり目の動きが悪くなるなどの症状が出ることもあります。
バセドウ病の治療には、抗甲状腺剤内服薬、放射性ヨードを内服(アイソトープ)、手術の3つがあります。どの方法を選ぶかは、その方の症状、年齢、社会的状況等によって変わってきます。
【 抗甲状腺剤 内服薬 】
抗甲状腺剤を服用します。内服治療なのでとても簡単、外来治療が可能です。
しかし、副作用が考えられ、寛解まで2年以上かかります。内服をやめてしまった後の
約50%の患者さんが、再び病気が活発化しています。
【 放射性ヨード 】
内服治療なのでとても簡単で副作用がありません。薬よりも効果が早いです。いったん正常化したら、滅多に再発しません。
しかし、可能な施設が限られていて、小児・妊婦・授乳中には使用できません。場合によっては入院が必要です。ただ、永続的機能低下症になることがあります。
【 手 術 】
最も即効性があります。とにかく早く治したい場合はおすすめです。甲状腺のサイズが縮小します(大きいサイズの人が良い適応)。
ただ、絶対的に入院が必要です。皮膚に手術跡が残り、手術に伴う合併症があり得ます。
このように『3つの治療法』があると言うことは、どれも完全な治療法ではないと言うことを意味しています。薬の治療は簡単ですが、長くかかったり副作用が問題となったりします。放射性ヨードと手術も一回の治療で全員が治癒すると言うわけではなく、一部の患者さんに機能亢進症が残ってしまったり、逆に永続する機能低下症になったりします。ですから、患者さん自身がどんな治療を望んでいるのか、医師と相談しながら選択してください。
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